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質疑:ロードヒーティング改修事業  29年3月議会   ≪平成30年2月2日≫

 最近、何故か気が乗らない日々を送っています。もちろん、すべてにおいて惰気を催している訳ではないのですが、取り組まなければならない課題を先送りしている自分を自覚しつつ、そんな自分にストレスを感じる、といったような案配です。

 

そんなことで、3月議会の一般質問については、今一度調べ直さなければならないことがあって整理つき次第報告しようと思っていたのですが、まさか質疑までそのままにしていたとは思いませんでした。

 

 これまで、質疑も含めて一般質問のやりとりを簡略化しないで掲載しているのは、発言に責任を持つことはもちろんですが、後々にきちんと記録に残して置くことによって、新たな課題に誠実に対応できるのではないかと考えているからです。

 

水は低きに流れるように、人は弱いもので、楽をしようとなりがちです。そんな中、自分は何を考え、何を喋ってきたのか、それが手元にあり、また公開することによって自分自身にタガをはめ、律していけるのではないかと思っています。

 

さて、以前にも触れましたが、本会議での「質問」は当該団体の事務全班を対象に、疑問点と自己の意見を述べることができますが、「質疑」は議題となった案件を対象として疑問点だけしか述べることができません。

 

 提出案件は大概が3つの委員会に付託されますが、所管外の案件を訊くのは本会議での質疑の場面でしかできないので、事実関係、疑問点を質し、場合によっては一般質問に繋げていくことになります。

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◎工藤 篤議員

ロードヒーティング改修事業についてですが、市道公園通2号に設置しているロードヒーティングの改修理由についてお伺いします。

 

土木部長

本市のロードヒーティングにつきましては、103カ所設置されておりまして、そのうち耐用年数とされている15年以上が経過している箇所は83カ所であり、施設の老朽化の進行により維持管理費が増加傾向にあります。

 

このような状況を踏まえ、社会資本整備総合交付金の制度を活用し、計画的な施設の改修を進めようとするものでございまして、平成29年度は整備から19年が経過し、老朽化が進行している市道公園通2号、通称高砂通でございますが、ここと市道松代通の交差点部にある中の橋に設置している施設の改修を実施することとしたものでございます。

◎工藤 篤議員

改修を箇所づけするための具体的な実施基準は策定しておりますか。

 

土木部長

改修の箇所につきましては、今年度に策定いたしました「ロードヒーティング更新・修繕についての方針」において、設置からの経過年数が多い施設であることや、補修頻度が高くなっている施設の状況を把握した上で、各施設の改修内容と優先度を定めているところでございます。

◎工藤 篤議員

わかりました。
 それで、市民からの新規要望に対してはどのように対処するのですか。

 

土木部長

これまで、ロードヒーティングの整備につきましては、道路の縦断勾配が原則として6%以上を有する市道の中で、冬期幹線道路網に位置づけられている路線、交差点の前後の勾配が急で交通安全上、特に必要である路線などにおいて、事業費や維持管理費も考慮しながら設置箇所を定め、平成3年度から計画的に整備を開始し、平成17年度で完了したところでございます。

 

したがいまして、新たな整備につきましては難しいものと考えておりまして、地域から整備要望がある箇所につきましては、現地の降雪状況や路面状況に対応した除排雪を行うとともに融雪滑り止め対策として、焼き砂や凍結防止剤散布を実施するなど、冬期間の交通安全の確保に努めてまいりたいと考えております。
 

◎工藤 篤議員

以上で終わります。
 質疑の時間いただいてありがとうございました。今後の一般質問等で生かしてまいりたいと思っております。ありがとうございます。



by atsushi-kudou | 2018-02-03 00:25 | 新人議員「虚心平気」  

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