質疑:ロードヒーティング改修事業  29年3月議会   ≪平成30年2月2日≫

 最近、何故か気が乗らない日々を送っています。もちろん、すべてにおいて惰気を催している訳ではないのですが、取り組まなければならない課題を先送りしている自分を自覚しつつ、そんな自分にストレスを感じる、といったような案配です。

 

そんなことで、3月議会の一般質問については、今一度調べ直さなければならないことがあって整理つき次第報告しようと思っていたのですが、まさか質疑までそのままにしていたとは思いませんでした。

 

 これまで、質疑も含めて一般質問のやりとりを簡略化しないで掲載しているのは、発言に責任を持つことはもちろんですが、後々にきちんと記録に残して置くことによって、新たな課題に誠実に対応できるのではないかと考えているからです。

 

水は低きに流れるように、人は弱いもので、楽をしようとなりがちです。そんな中、自分は何を考え、何を喋ってきたのか、それが手元にあり、また公開することによって自分自身にタガをはめ、律していけるのではないかと思っています。

 

さて、以前にも触れましたが、本会議での「質問」は当該団体の事務全班を対象に、疑問点と自己の意見を述べることができますが、「質疑」は議題となった案件を対象として疑問点だけしか述べることができません。

 

 提出案件は大概が3つの委員会に付託されますが、所管外の案件を訊くのは本会議での質疑の場面でしかできないので、事実関係、疑問点を質し、場合によっては一般質問に繋げていくことになります。

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◎工藤 篤議員

ロードヒーティング改修事業についてですが、市道公園通2号に設置しているロードヒーティングの改修理由についてお伺いします。

 

土木部長

本市のロードヒーティングにつきましては、103カ所設置されておりまして、そのうち耐用年数とされている15年以上が経過している箇所は83カ所であり、施設の老朽化の進行により維持管理費が増加傾向にあります。

 

このような状況を踏まえ、社会資本整備総合交付金の制度を活用し、計画的な施設の改修を進めようとするものでございまして、平成29年度は整備から19年が経過し、老朽化が進行している市道公園通2号、通称高砂通でございますが、ここと市道松代通の交差点部にある中の橋に設置している施設の改修を実施することとしたものでございます。

◎工藤 篤議員

改修を箇所づけするための具体的な実施基準は策定しておりますか。

 

土木部長

改修の箇所につきましては、今年度に策定いたしました「ロードヒーティング更新・修繕についての方針」において、設置からの経過年数が多い施設であることや、補修頻度が高くなっている施設の状況を把握した上で、各施設の改修内容と優先度を定めているところでございます。

◎工藤 篤議員

わかりました。
 それで、市民からの新規要望に対してはどのように対処するのですか。

 

土木部長

これまで、ロードヒーティングの整備につきましては、道路の縦断勾配が原則として6%以上を有する市道の中で、冬期幹線道路網に位置づけられている路線、交差点の前後の勾配が急で交通安全上、特に必要である路線などにおいて、事業費や維持管理費も考慮しながら設置箇所を定め、平成3年度から計画的に整備を開始し、平成17年度で完了したところでございます。

 

したがいまして、新たな整備につきましては難しいものと考えておりまして、地域から整備要望がある箇所につきましては、現地の降雪状況や路面状況に対応した除排雪を行うとともに融雪滑り止め対策として、焼き砂や凍結防止剤散布を実施するなど、冬期間の交通安全の確保に努めてまいりたいと考えております。
 

◎工藤 篤議員

以上で終わります。
 質疑の時間いただいてありがとうございました。今後の一般質問等で生かしてまいりたいと思っております。ありがとうございます。



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# by atsushi-kudou | 2018-02-03 00:25 | 新人議員「虚心平気」  

「海洋環境の変化とコンブ」等 29年6月議会/3月議会     ≪平成29年12月14日≫

函館市国際水産・海洋総合研究センターは、「マリンサイエンスで世界をリードする水産海洋学術研究拠点都市HAKODATE」として生まれました。

函館市国際水産・海洋都市推進機構は、同研究センターに集積された各種機関のコーデネーター的役割を果たすものと理解しております。

いま、浜ではイカ、ホッケ、サケ等の魚類はもとより海藻、特にコンブ類の資源減少に困惑しております。

水産に関してのアカデミックな研究とフィールド調査を同時に手掛けていけるのは、ある意味、同研究センターの役割ではないかとの想いの下、「海洋環境の変化とコンブ」と称して一般質問しました。

なお、前段の3月議会での推進機構への補助金の内容を問うた質疑と合わせて報告します。

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質疑:国際水産・海洋都市推進機構と補助金の内容 29年3月議会

◎工藤 篤議員

一般財団法人函館国際水産・海洋都市推進機構補助金1,692万円の内容を教えてください。

○企画部長

推進機構は、函館国際水産・海洋都市構想の推進母体として設立した法人で、 構想の推進に資する各種事業の実施経費および組織運営に係る経費を補助しております。

内訳といたしましては、「マリンフェスティバル」の開催など、海と親しみ、構想を市民に周知するための経費として179万円、構想推進に係る4名分の人件費として1,282万3千円、理事会等の開催経費や税理士報酬などの事務費として230万7千円、 の合計1,692万円となっております。

◎工藤 篤議員

ご答弁からは、いわゆる経常経費の類いに尽きるというふうに受け取れますが、そういう理解でよろしいでしょうか。 そのほかの機構としての研究課題に対しての経費なり事業費等は予算化していないのでしょうか。

○企画部長

補助金は構想推進にかかわる経常的な経費を対象としておりまして、推進機構では昨年まで機構が主体となった研究は行っておらず、研究のための予算も計上しておりませんでしたけれども、昨年4月に頭足類研究所を開設いたしまして、地域の主要魚種であるイカ、タコ類の研究について外部資金を獲得しての研究を始めたところであります。

この外部資金につきましては、単年度ごとの資金ということで、事業の採択が未確定でありますことから推進機構の予算としては計上していないところでございます。

◎工藤 篤議員

ということは、外部資金を獲得した時点で予算計上するという理解でよろしいですか。はい、わかりました。 続きまして、農林水産費、水産費、水産振興費ですが、水産海洋研究連携推進事業の予算額700万円ですか、の内容を教えてください。

○農林水産部長

この事業は国際水産・海洋総合研究センター入居団体を含む市内の学術研究機関の研究成果などを活用し、本市の漁業が抱える課題を解消するとともに、この実証成果をもとに本市の海洋技術産業の発展に結びつけることを目的に平成27年度から実施している事業でございますが、平成29年度におきましては、平成27年度から続けている海洋環境の変化に適応したコンブ養殖技術の研究、平成27年度から2カ年で設置したユビキタスブイによる観測体制の維持、入舟地区の磯焼け現象の原因究明及び藻場造成の研究を行うほか、新たに漁獲量が減少しているホッケの資源回復に向けた研究にも着手したいと考えております。

◎工藤 篤議員

ご答弁の中に、函館国際水産・海洋総合研究センター入居団体を含む市内の学術機関の研究成果とありますが、その中に市がかかわっているもの、研究資金を提供しているものを教えてください。

○農林水産部長

水産海洋研究連携推進事業では、国際水産・海洋総合研究センター入居団体を含む市内の学術研究機関がこれまで独自に進めてきた研究の成果や知見を活用し、その研究内容をさらに発展させ、本市の漁業が抱える課題の解消につなげようとするものであり、市がかかわってきた研究や研究資金を提供した研究はございません。

◎工藤 篤議員

全般的に漁獲量が減少してる中で、新年度の予定、ホッケの資源回復に向けた研究に着手するということですが、きのうの道新朝刊で内容等が報道されておりました。概略報道どおりということでよろしいんでしょうか。わかりました。

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◎工藤 篤議員

昨年12月議会で、漁業者にとって「国際水産・海洋総合研究センター」がどのような役割を果たしているのかを訊ねてみました。

コンブ関連に限って言えば、

「気候変動に左右されにくいコンブ漁業を目指し、コンブ種苗の陸上での長期保存技術や、必要な時期に成熟母藻を確実に確保するための母藻となるコンブの成熟制御技術,天然コンブが採取できない場合に備えたコンブ優良株配偶体の長期保管技術の開発や,あるいはコンブ育成環境のモニタリング技術の実証などについても外部資金を何とか獲得をして研究を進めていこうと努力している。」

・・・、旨のご答弁をいただきましたが、これはいわゆる養殖コンブのことを指しているのだろうと思います。

一方、天然コンブについては、「藻場の磯焼けによるコンブ幼体の定着不全、ミツイシコンブの枯れ死」をおっしゃっていたようですが、その課題解決については確としたご答弁がなかったように受け止めました。いま一度整理してお答え願います。

○企画部長

近年、海水温上昇などの海洋環境変化により天然コンブの資源量が不安定となり、生産量も減少傾向にありますことから、国際水産・海洋総合研究センターの入居者でマコンブ研究のチームをつくり、高品質な養殖コンブを安定的に生産するための取り組みとして、養殖用母藻の安定供給技術などの開発を行っております。

また、天然コンブに対する取り組みといたしましては,天然の資源が減少している要因を調査するため、水温だけではなく、栄養塩などを含めたモニタリングを行うために必要な技術の開発や,天然コンブが採取できない場合に備えたコンブの長期保管技術の開発についてマコンブの研究チーム内で、検討をさせていただいているところでございます。

◎工藤 篤議員

いまのご答弁の前段からは、高品質な養殖コンブを安定的に生産するため、養殖用母藻の安定的供給技術の開発を行っていると受け取られるのですが、どうも順番が逆なのではないでしょうか。

養殖用母藻、これすなわち天然コンブなんですね。良い天然コンブなくして養殖用母藻にはならないんですね。

ということは、まずは天然コンブ対策が大事だということではないですか。その辺どう認識しておりますか。

○企画部長

天然コンブは,本市における主要な水産資源の一つであり、また養殖コンブの母藻としても必要不可欠でありますことから、これまで天然コンブの資源増大対策として漁業協同組合が必要に応じ禁漁区域を設定しているほか、北海道が事業主体となって増殖場を整備するとともに、国の事業を活用して岩盤清掃や母藻の散布などが行われているところであります。

また、国際水産・海洋総合研究センターに入居している関係者においても、良質の天然コンブ資源の重要性は強く認識されておりまして、天然コンブの育成には海洋環境の変化が大きく関わっているため、環境変動のモニタリングやコンブ配偶体の保存技術の検討のほか、基礎研究としてコンブの遺伝子情報の解析といった取り組みが行われているところであります。

今後も学術研究の立場から地域の課題を少しでも改善できるよう函館国際水産・海洋都市推進機構を通じて入居機関に働きかけて参りたいと考えております。

◎工藤 篤議員

天然コンブについては、ご答弁にある通り、漁協が事業主体として、沿岸漁業構造改善対策事業等の補助メニューを駆使しての増殖場の整備や、着床器質の改善を図る岩盤清掃、加えて母藻散布などを続けてきておりますが、それでもなお総体的に資源量の減少傾向がみられます。

もちろん、昨年度のような極端な不漁、これは昨年1月末の爆弾低気圧による高波被害によってこれから成長するであろうコンブが根こそぎ抜け、流されたということもあります。

こういう時こそ、次年度以降に向けた母藻確保をどうするかということを考えなければならないのですが、これはやられたかどうかは別にして人為的な手立てで一定程度対応可能と言えます。

最悪なのは、自然変動による海洋環境の変化です。

先月30日に「イカ資源評価と予測に関する講演会」に出かけたのですが、イカ不漁の原因は、端的に言えば産卵場及び来遊漁場の環境変化、特に海水温の上昇が大きいのではないかというのですね。

これは、コンブにも言えることで、函館市国際水産・海洋都市推進機構で発行しているNewsletter(平成25年1月1日)には「海水温が高くなり海藻の量がかなり減ってしまう可能性に言及」した対談が掲載されておりました。

現実の資源量の減少は、海底の着床状況の悪化や他の海藻との競合、せめぎ合いなどによるものと、私なりには思っておりますが、海水温の影響も否定されるものではないと考えられます。

そういう意味で、先ほどのNewsletterの中では

「海水温が高くなり海藻の量がかなり減ってしまう可能性があるからこそ、それに対する備えをどうするか。」、とか

「海水温が上限を超えて上昇した時期が続く事態が起きた場合は、高水温に耐える性質を持った系統のコンブを探し出してくるなどといった育種の仕事も必要になる。」、あるいは

「将来何が起こるか分からないので、今のうちにコンブの種を保存しておく必要がある。優秀な種をバンク化して保存することが大切。」

・・・、といった課題が共通認識として披瀝されておりました。

問題は、これらの課題をどのように実際の研究俎上に載せていくかということであります。

前段申し上げましたように、昨年12月議会でのご答弁、「外部資金を何とか獲得して研究を進めていこうと努力している。」にはなかなか意気込みが伝わりません。

もちろん、基礎研究から始めなければならないでしょうから、大変な資金を必要とするのは理解できますが、一定程度の自己資金を都合して研究に着手し、その意気込みなり、成果を持って外部資金の獲得に力を注ぐという取り組みができないのか、今一度伺います。

○企画部長

国際水産・海洋総合研究センターの入居機関は、水産・海洋に関わる様々な分野においてそれぞれが独自の予算をもって研究開発を行っているところでありますけれども、研究開発をより一層進めるためには独自の予算だけでは限りがありますことから、関係団体がチームを組んで,国等の外部資金の獲得に向け,取り組んでいるところであります。

◎工藤 篤議員

残念ながら質問の趣旨に応えたご答弁ではありませんね。

国際水産・海洋総合研究センターを開設、水産・海洋関連産業の振興と学術研究拠点都市の形成に努めるということは、市としても可能な限りの財政支援を考えていかなければならないと思います。

未来をつくるには、今やれることをやっていく、そのことなしに未来を迎えることはできないと思います。

以上を申し上げ、改めての機会に議論してまいりたいと思います。




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# by atsushi-kudou | 2017-12-15 02:42 | 新人議員「虚心平気」  

函館山からの夜景 29年6月議会 ≪29年11月24日≫

このことについても市民から提案を受け、組み立ててみました。

従来、日本三大夜景は、函館(函館山から望む夜景)、神戸(摩耶山掬星台から望む夜景)、長崎(稲佐山から望む夜景)と言われてきました。

ウイキペデイア(Wikipedia)にもそのように掲載されていましたが、この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です、という但し書きがありました。

つまり、公のお墨付きがあったということではなく、そう言われてきたので、そう思ってきたというのが妥当なのかなと思います。

そういう中、「夜景観光コンベンション・ビューロー」なるものが、新三大夜景として、札幌、神戸、長崎を認定したというのです。

その経緯については、以下に記していますのでお読みいただくとして、先般、長崎市を訪れる機会がありましたので、稲佐山から望む夜景をみてきましたが、函館の市街地の両サイドが海、海に挟まれた市街地という地形が、函館山からの夜景を如何に浮かび上がらせているかを再認識させられてきました。

ところで、ロープウェイで稲佐山に上がる途中、長崎の夜景が香港、モナコと並び「世界新三大夜景」に認定されたとのポスターを見つけました。

またしても、「夜景観光コンベンション・ビューロー」の認定です。

思わず笑ってしまったのが、それを決めたのが「夜景サミット2012in長崎」においてだったということでした。

たまたまご一緒した観光の方とそんな話をしていましたら、「函館市も夜景サミットを開催したらいかがですか」と冷やかされてしまいました。

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◎工藤 篤議員

函館山からの夜景についてお伺いします。

2015(平成27)年にWEBサイトで「日本新三大夜景(正式名:日本新三大夜景都市)」が発信され、その中には当市の名前がありませんでした。

とかく世間は、事の是非、本質は別にして一人歩きし、いつの間にかそれが是認されるということがあります。


そういう意味では、「日本新三大夜景」にケチをつけるつもりは毛頭ありませんが、正直言って残念に思っております。

この土俵に上がるのが得策かどうかは判断に迷うところですが、これらの分析はきちんとしていくべきだと思いますが、いかが捉えておりますか。

◇観光部長

日本新三大夜景都市を認定した「夜景観光コンベションビューロー」の報道発表資料によりますと、具体的な選出の基準は示されておりませんが、全国

4,500人の夜景観賞士が夜景スポットを選び投票し、その集計の結果、上位3都市が「日本新三大夜景都市」に認定されております。

夜景の評価方法は、それぞれの視点や様々な項目があるものと考えておりますが、本市では、2011(平成23)年に「函館山からの眺望」が、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに三つ星として掲載されるなど、函館市を代表する観光資源であることはもちろん市民が誇りとする風景であると認識しております。

◎工藤 篤議員

全国4,500人の夜景観賞士の投票によるとのことですが、夜景観賞士とは初めて聞きました。

これはどういうものなのですか。権威のあるものなのですか。

◇観光部長

一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローが主催する,夜景鑑賞士検定の合格者が夜景観賞士とされております。

当該団体のホームページによりますと,この夜景観賞士検定は,夜景の魅力を知り,夜景の知識を深めることで日々の生活に潤いをもたらしつつ,夜景の観光的価値を理解していただくという趣旨のもと平成20年7月より開始されております。

◎工藤 篤議員

夜景鑑賞士というのは造語なのですね。その会社というか団体が、一民間団体が夜景鑑賞士というものを作り上げ、それに検定制度を導入して権威づけたと、そんな風に受け取れます。

それでその4,500人の夜景鑑賞士は、投票行為のその年に対象となる夜景を全て実際に見てから行ったのでしょうか。その辺は分かりますか。

◇観光部長

一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローのホームページにおいて,夜景鑑賞士の投票に係る詳細については,公表されておりませんことから,承知をしていないところでございます。

◎工藤 篤議員

分からないのですかね。「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」という孫子の兵法、名言がありますが、もう少しアンテナを張っていく必要があるのではないでしょうかね。まあ、いいでしょう。

さて、観光部での(平成27年度版)「函館市の観光」の「「夜景グレードアップ事業」には、

― 世界に誇るべき観光資源であり、これまで本市に多大の恵みをもたらしてきた「函館夜景」を、将来の函館市民へと引き継いでいくべき貴重な財産として保全しつつ、より魅力的な景観へと高めていくため、「函館市夜景グレードアップ構想・基本計画(平成18年6月策定)」に基づき、「世界一の夜景都市・函館」づくりを基本テーマとする各種事業(歴史的建造物ライトアップやガス灯風街路灯の整備等)に取り組んできたが、平成21年度に施設整備を完了し、平成22年度以降においては、ライトアップ施設を活用したソフト事業(まちあるき、ナイトツアー等)の充実や、新規施設に係るLED照明導入の検討を行っている。―

・・・、記載されております。

それで、事業としては済んだものと受けとめられるのですが、今後どのように考えているのでしょうか。

◇観光部長

本市ではこれまでも,「函館市夜景グレードアップ構想・基本計画」に基づき企業等からご協力をいただきながら歴史的建造物等のライトアップを行ってきたところであります。

函館山からの眺望は,函館観光の核をなす重要な資源であり,世界一とも称される夜景につきましては,市民が誇る美しい宝物として大切に保全し,さらに魅力あふれる景観にしていくため,まずは,まちの灯りがどのように夜景へ影響を及ぼすのか,どのような対策が有効なのかといったことについて,情報収集をしながら,各種施策を検討してまいりたいと考えております。

◎工藤 篤議員

夜景について、市民とお話しておりましたら、

「函館山からの夜景は函館市の財産であり、市民の財産。これまで有形無形に恩恵を受けてきた訳だから、市民としても夜景景観に協力できることはしていく必要があるのではないか。例えば、生活の光、灯りが函館夜景のぬくもりに貢献しているという話を聞いたことがあるが、各家庭でも一定の時間までは函館山方面の窓に遮光カーテンを引かないとか、もちろん防犯上の問題があるので一概には言えないにしても、そんな形での取り組みも考えられるのではないか。」

・・・、こんな提案をいただきました。

是非、そういう市民の思いを大切にして、一層函館夜景の充実に、今後のとりくみにご尽力いただきたいことを申し上げ、質問を終わらせてもらいます。



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# by atsushi-kudou | 2017-11-24 12:06 | 新人議員「虚心平気」  

観光客受入体制 29年6月議会       ≪29年11月6日≫

市民からのお話をいただいて、一般質問で提案させてもらいました。

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◎工藤 篤議員
 観光客受入体制というと少し大げさかも知れませんが、市民との触れあいの中で出てきたお話を私なりに咀嚼して一般質問の題材にさせてもらいます。
 本論に入る前に、新幹線開業から1年2ヵ月余り、昨年顕著に見られた開業効果も若干落ち着いてきたのではとの声もありますが、現状どのように受けとめ、今後、どのような予測を立てているかお話いただければと思います。

◇観光部長
平成28年度の来函観光客入込客数については,北海道新幹線の開業効果により,前年に比べ約66万人増の560万7千人と過去最高となり,新幹線開業後1年が経過した本年度の現状につきましては,ゴールデンウィーク期間中の各観光施設への入込状況につきましても,概ね堅調との情報を得ているところでございます。

今後におきましては,北海道新幹線の開業による新たな人の流れをより確かなものとしていくため,函館と青森,仙台,東京など新幹線や空路を使って広域的に回遊できる新たな観光ルートの形成をはじめ,外国人観光客が中国や台湾に加え,東南アジアを中心に拡大していく余地があることやオリンピック・パラリンピック東京開催を契機とする訪日旅行の高まりなどを背景とした海外プロモーションの実施や受入環境の整備などを進め,国内外からの観光客の維持・拡大に努めて参りたいと考えております。

◎工藤 篤議員
 概ね堅調ということですが、概ねということは、そうでないところもある、昨年からみると落ち着いたと仰る方々を表現していることかと受け止めましたが、いずれにしましても昨年は新幹線開業初年度としてのご祝儀相場、これからが勝負と考え、一つ一つ函館市の観光の魅力、ホスピタリティ度を高めていく必要があるかと思います。

 そこで、五稜郭電停付近から五稜郭公園方面への道案内標識についてお伺いします。
特に、北海道新聞前の交差点付近で迷っている観光客から五稜郭公園への道順を尋ねられることが多いというのですね。
そう言われて、その付近を散策してみたのですが、五稜郭公園への道筋がはっきり示されているようには思えなかったのですが、現状、どのように捉えておりますか。

◇観光部長
五稜郭公園前電停から五稜郭公園方面への案内標識等につきましては,周辺地域の地図を掲載した地図標識を4基,観光地等までの方向や距離を示す誘導標識を6基設置しているほか,五稜郭公園前電停から五稜郭公園までの歩道の路面上に誘導ラインを整備し,観光客のスムーズな誘導に努めているところであります。

◎工藤 篤議員
 歩道の誘導ライン、それはそれで有効なのでしょうが、冬になったら雪で隠れてしまうでしょうし、観光客の心理というと大げさになりますが、私なんか観光に訪れると、下はあまり見ませんね。どちらかというと目線と平行か、むしろ上を見ます。
 そういう意味では、より視野に入りやすい誘導標識等を考えてみてはいかがでしょうか。
 ともかく道新交差点付近に近づいたら「こっちが五稜郭公園に向かう通り」とはっきり分かるような仕掛けづくりがほしいと、その通りで会社経営をなさっておられる方からお話があり、私もなるほど尤もだなと思いましたので、一般質問させてもらいました。いかがでしょうか。

◇観光部長
行啓通りから五稜郭公園に抜ける交差点付近には,北海道や本市で各種案内標識を設置しているところでありますが,五稜郭公園への行き方に迷われている観光客もおられることから,改善する部分があると認識しており,よりわかりやすい表示とするため,引き続き北海道と協議を進めるとともに,地域の企業や店舗の協力を得ながら,案内表示の方法について検討してまいりたいと考えております。

◎工藤 篤議員
ありがとうございます。先ほど触れた会社の経営者は、「私どもも協力する用意がありますよ。」などとも仰っております。
 その協力がどのようなものなのかまでは聞きませんでしたが、いずれにしてもより具体的な形で観光客をおもてなししていきたいとの思いから発せられた言葉なのだと受けとめております。
 ぜひ、それらの思いを大事にし、一方でご協力をいただきながら、まずは五稜郭公園に至る通りの新しい姿を期待しておきます。


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# by atsushi-kudou | 2017-11-07 03:14 | 新人議員「虚心平気」  

60万回のトライ   ≪29年10月23日≫

 2月25日を最後に10ヵ月も更新していませんでした。私自身びっくりです。年々忙しくなっているのは事実ですが、ここまでサボっていたとは!

 去る10月14日(土)、函館映画鑑賞協会が、大阪朝鮮高級学校ラグビー部の花園大会への挑戦を、彼らを取り巻く日本社会の冷厳な現実をない交ぜながら描写したドキュメンタリー映画「60万回のトライ」を上映しました。
午前10時半、午後2時、午後6時半の3回の上映で、幕間にトークショーが設定され、私がトークゲストとして招かれ、ラグビーのあれこれをお話させてもらいました。

以下の文章は、当日配付のチラシに掲載したいので400字以内で書いてほしいと要請されたものです。

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スクラムを組むフォワードの第1線プロップから、試合中1度もボールに触ることがなかったという話を聞いたことがあります。
スクラムを押し、密集(モール・ラック)に体を張って入り、タックルし続けた中で、たまたまボールに触ることがなかった。ボールゲームなのに1回もボールに触ることがなかったというのです。それでもなおひたむきなプレーがチームメートのトライを引き出し、勝利に貢献していく、それがラグビーです。

「ワン・フォア・オール」「オール・フォア・ワン」、ラグビー界では使い古された言葉ですが、一人ひとりがそれぞれの役割を果たし、ひとつのボールを運ぶ中で仲間との濃密な関係が築かれていきます。

「60万回のトライ」は、朝鮮高級学校ラガーマンの花園への挑戦の日々を丁寧に写します。一方で、彼らの思いとは関係なく流れていく冷厳な現実、でも彼らは前に進みます。仲間とともに!


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# by atsushi-kudou | 2017-10-24 03:21 | 新人議員「虚心平気」